運転台(中間車のみ)
先頭車についてはカーテンが仕切られており、撮影することが出来ませんでした。
中間車の運転台も約半数がカーテンで仕切られていました。
撮影できたものを紹介します。

590号車運転台
ブエノスアイレスに渡った車両の中では若い部類に入る500番台車です。
当時のピンク色の装いがそのまま残されています。
葛西の地下鉄博物館の300形(301号車)と比較すると圧力計の大きさが小さく、配置も異なっています。
参考:301号車運転台。


726号車運転台
上の写真の590号車と配置は一緒ですが、この車両はマスコン後ろの部分がランプになっていません。元々速度計があったのでしょうか?・・・
長年先頭に出ていないこともあってか、埃を被ってしまっているようでした。


787号車運転台
上の写真の726号車と配置は一緒です。特筆すべき事はありませんが、白くなってしまっているのが気になったところです。



802号車運転台
営団では中間車兼先頭車で最後まで活躍した801-802号車です。
元々予備車のような存在で、引退まで運転台が更新されることがありませんでした。
晩年は編成組み換えによって、運転台未更新ながらも先頭に立つこともありました。
運転台とは反対側の窓がサッシ化されているのが特徴です。



802号車運転台周り
運転席部分以外は折りためるようになっています。
右側窓がサッシ化(2段窓化)されています。


712号車運転台
運転台が更新されても中間車となってしまった712号車です。
窓枠がHゴム押さえとなり、シンプルな作りに変えられています。



712号車運転台周り
折りたためないようになっています。


687号車運転台撤去跡
立席スペースになっています。


次に、内装のパーツについて見てみます。

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